大学中退してサイバーエージェントに入社する理由。
2017年12月
19卒として内定を頂いたのですが
18卒として大学中退してサイバーエージェントに入社することになりました。
内定を頂くや否や
「中退してもいいですか!?」と打診させて頂き
1週間ほどでOKが出る会社に感謝しております。
「単位取れなかったの?」
「留年したんだろ?」
「生き急ぎ過ぎ」
って思う方も多いと思いますが
卒論と外国語以外の単位はほとんど取得していましたし
意識高い生き急ぎタイプでもなく、どちらかと言えば根は怠惰な人間です。
それではなぜ僕が
大学中退してサイバーエージェントに入社したのか
以下の順番で説明させて頂きます。
- もはや大学に戻る意味がなかった
- リスクはあるけど、僕にとってはリスクではない
- 誰かに影響を与えれる人間になりたい
- "ほぼ"学歴関係なく活躍できる社会を作りたかった
- 1番大切なのは自分で決断し、意志を貫き続ける事
◯もはや大学に戻る意味がなかった
「大学に戻る意味が、見つかりませんでした。」
ジブリのキャッチコピーみたいですが。
サッカーをするために高知大学へ行った僕にとって
サッカーのない高知大学へ復学する意味が見出せなかったのです。
僕は生まれてから19歳まで北海道で育ち
全国レベルの強豪でサッカーがしたいという思いで
全国区の強豪である国立高知大学へと進学しました。
入学後、サッカーじゃ無理と判断し
大学3年の終わりに休学をかけ
トランク1つと寝袋だけもって
高知から東京へとやってきました。
目的は漠然と
社長になりたい
サイバーエージェントに入りたい
といった理由からだったのですが
当初の目的通り
中田大樹さんをはじめとするサイバーブルの方々
サイバーエージェントの皆様のサポートのおかげで
有難いことにCAから内定を頂けました。
その後、普通にいけば
復学して1年間高知で過ごしてから
入社するという流れだったのですが
サッカーをするために高知大学へ行った僕にとって
サッカーのない高知大学へ復学する意味が見出せなかったのです。
自分のビジョンを叶えるためには
高知で目的もなく1年間を過ごすより
一刻も早くサイバーエージェントで仕事がしたかった。
◯リスクなんてありません、僕にとってはね。
僕はCAで成果出すし、経営者になるので
大学中退する事に関しては何もリスクだとは考えませんでした。
想定されるリスクとして
- 転職エージェントを利用する際に不利になる
- 銀行や商社などいわゆるお堅い企業への転職が出来ない
- 海外就労ビザが取りにくくなる
といったところがありますが僕の目標から逆算すると
何の
リスクにもなり得ない。
むしろ、この時代でやりたい事もないのに
大学1年間通う方がよっぽどのリスクでしかない。
もしも10年前だったら間違いなく大学に戻ってましたが。
◯誰かに影響を与えれる人間になりたい
自分のビジョンは、「誰かに影響を与えれる人間になること」でして。
僕は、高校退学になったり
引きこもりになったり
多くの方に迷惑をかけてきた一方で
多くの方に人生を変えるキッカケを頂きました。
偏差値30のど底辺一歩手前お先真っ暗状態から救ってもらった。
だから、僕も誰かに影響を与えられる人間になりたい。
ここで言う誰かを強いて言えば
- 地方でモヤモヤしている人
- 学歴がなくてくすぶっている人
- 何かしたいが何をすれば良いかわからない人
- 一歩を踏み出せない人
に当たります。
自分が北海道で同じように過ごしていたので。
同じような奴らに影響を与えたい。
◯"ほぼ"学歴関係なく活躍できる社会を作りたかった
そんな背景の中で
"ほぼ"学歴関係なく活躍できる社会を作りたい。と思っている。
そのために自分が学歴を捨ててCAで活躍することで
誰かにとって影響を与えられる人間になりたかった。
前提として、学歴はある方が良いと思っていますし
勉強してきた人は尊敬に値されるべきだと思っています。
ただ、僕は学歴がすべてではないって事が言いたい。
- 話すのがべらぼうに上手い人
- なんか知らないけど可愛がられる人
- 勉強はできないけどパソコンオタク
- スポーツべらぼうに出来る人
学歴だけではない、評価に値する指標ってたくさんあると思っていて。
なのに、いまの社会は学歴という指標で評価されがちで
あまりにも非大卒と大卒に深い溝があるように感じています。
僕の地元や、通っていた通信制高校にも
勉強以外の魅力的なスキルをたくさん持っているのに
学歴がないという理由だけで
ブルーワーカーや夜の仕事しか選択肢がない友達がたくさんいます。
別にその仕事が悪いと思っているのではなく
選択肢が少なすぎる事に問題を感じているのです。
学歴がないだけでくすぶっているが
自分の人生に一生懸命な人を俺は知っている。
大学で4年間なんとなく過ごしている人よりも
非大卒で一生懸命に生きている人を俺は知っている。
そんな人たちが社会で活躍出来ないのは日本全体として損でしかない。
今後、人口減少にともない労働人口が減少される中で
非大卒人材がどんどん社会に出てくる流れはすぐそこにある。
大卒と非大卒の溝を埋める社会的意義がある事業を
株式会社VAZのYouTuberヒカルが手掛けるバズキャリア
株式会社ハッシャダイのヤンキーインターンシップ
がやってくれています。
僕はこの溝を埋める手段として
彼らのペルソナである自分がロールモデル
になる道を選択しました。
◯おわりに
ビジョナリーな人や、経営者層の方には「良い選択したね。」
そうではない人には「苦労するよ。」
と言われる傾向が多かったです。
別に僕は失敗しようが苦労しようが
ぶっちゃけどうでも良いんですよね。
※前提成功は目指しておりますが。
大事なのは
「自分で考えて自分で決断すること。そして、その意志を貫き続ける事」
それが出来ている時点で
成功だと思っていて後悔なんて絶対にしない。
1番の失敗は自分の意志を貫けず、決断もできずに
なあなあと生きていく事だと思っている。
この選択が良いか悪いかなんて誰にもわからないけど
僕は自分の選択した道を正解にしていくし
それだけの覚悟は持ち合わせている。
ど底辺でくすぶり、引きこもっていた頃の
自分になんて戻りたくないし
僕が成し遂げるべきビジョンは明確だ。
1つだけ言えることは、未来は明るい!
明日は入社式。
やっとスタートラインに立てた。
いつまでも自分のビジョンを貫き続けていこうと思う。