偏差値30だった俺が、高学歴エリートはマジで使えないと思った話。
僕は何一つ委縮していなかった。
いや、委縮していないように見せていただけだ。
誰もが知っている大学に通っている、いわゆる”高学歴エリート”たちの前で。
高学歴だらけのインターンシップ
僕はある人気企業のインターンシップに来ていた。
自己紹介で連呼される”○○(エリート)大学です。”という名のボディーブローに僕の心は折れかけていた。
「マジやべえじゃん。みんなやべえじゃん。」と、語彙力のない焦りを心の中で募らせていた。
さらに話は進み
お嬢様風(いや、絶対にお嬢様)の巨乳ビッチ野郎が、「私、小中高一貫校だったんですー。」
という謎のワードを繰り出しはじめた途端、
周囲にいた俺以外の人間が、「俺も!」「私も!」と口を揃えて言いはじめた。
たった一人何も言わなかった俺に必然的に注目が集まり、「濵名君は?」と問いつめられた。
----------僕の心の声ゾーン----------
は???小中高一貫???そんな学校って本当にあるの?
嘘だろ?
ふざけた事いってんじゃねえよ。犯されてえのか!?!?お嬢様さんよ!!
なんなら俺、
高校すら一貫してねえぞ?
※僕は高校退学になった後、違う高校に入学してます。
どうしよう、どうしよう、助けてよーー!!!!
お母さん!!!!
----------僕の心の声ゾーン----------
「濵名君は?」と問いつめられたので、
「実は俺高校退学しちゃってさー。」と正直に言った。
そこはさすが高学歴ども。
「まあ、人生山あり谷ありの方が面白いよねー。」
という、優越感に包まれた優しさで学歴話を強制終了させた。
頭でっかちな高学歴エリート
インターンシップの課題への取り組み。
限りある時間で戦略を考える、話し合いの場。
論理的思考力という名の"足かせ"を武器に、自分の意見がいかに正しいか、僕を除いた高学歴エリートの全員で話している。
完璧に僕は阻害されていた。
もしも、僕がメンヘラ女子高生だったら寂しくてヤリマンと化していたし、
もしも、僕が、アンネだったら居場所がなくて日記を書いていたし、
もしも、僕がキング牧師だったら、差別を訴えて「I have a dream!!!」を叫んでいたくらいに。
議論は、それもいいね。あれもいいね。じゃあ、どうしようか。の"無限ループ"
彼らは、100%の納得がなければ動けないのだろうか?
そこで僕の持ち前の決断力を生かし、
「別に何でも良くね?これやってみようぜ!!」と主張した。
するとエリート達がいっせいに
「何でそう思ったの?理由は?どうやってやるの?」という
まるで僕が幼稚園児をレイプした被告人かのような尋問が始まり
論理的思考力が皆無の俺は、
「なんとなくわかるじゃん。感じろよ!頭悪いの?」と、
一番頭の悪い俺に高学歴エリートが逆切れをされるというおかしな構図になり、議論がまとまることはなかった。
行動ありきの論理的思考力
そんなこんなでインターンが終わり、思ったことがある。
高学歴エリートマジで使えねえ!!!!!!!!!
確かに、高学歴の人たちは論理的に思考する力があって、説明もわかりやすいし能力的には凄いとは思った。
ただ、その論理的思考力って、行動があっての話だよね?
いくら議論して理屈をこねたとしても、そこに正解があるはずがない。
「まずは行動すること」が一番大切じゃない?
日本一AVを見ている人が、日本一セックスが上手い訳がないのと同じように。
君たちはAVを見てセックスが上手くなれるんですかね?
ますは、ヤってヤッて、考えて考えてっての繰り返しでしか上手くなれないよね?
日本一サッカー観戦している人が、日本一サッカーが上手いと思う?
スポーツしてた人ならわかると思うけど
幼いころ、日が沈むのも忘れてボールを蹴っていた。
上手くけれなくても楽しくて仕方なかった。
あの頃って、恐れもせず
「まずは行動ありき」で
ダメだったときにどうしようって考えてなかった?
受験戦争という名のレールのトップを走ってきた高学歴たちは、
「与えられたもの」に対しては100%でこなせる能力があると思う。
でも、社会に出たら
「答えのないもの」に対していかにアプローチをする力が必要になってくる。
そんなとき必要なのは
「まずやってみようぜ!!!」
って心じゃないかな?
多くの高学歴の人が言ってたよ?
「いざ、何でも自由にしていいよって言われたら、何をすれば良いのかわからない。」ってね。
生まれて来てから、やりたくもない勉強を
他人の評価や期待を気にしてやってきたわけだよね。
だから自分の意見がないし、言われたことしかできないんだよな。
そういう意味で、高学歴ってマジで使えねえよな。